極東サンバ』(きょくとうさんば)は、日本音楽グループであるTHE BOOMが発表した6枚目のアルバム。1994年11月21日発売。

極東サンバ
THE BOOMスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル ロック
時間
レーベル ソニー・ミュージックレコーズ
ソニー・ミュージックダイレクト(再発盤)
GREAT TRACKS(アナログ盤)
プロデュース THE BOOM
CHITO CHANGÓ
モーガン・フィッシャー
チャート最高順位
THE BOOM アルバム 年表
REMIX MAN
1993年
極東サンバ
1994年
REMIX MAN '95
1995年
『極東サンバ』収録のシングル
テンプレートを表示

解説編集

通常盤に加え、CDケースを縦に2つ並べた大きさのハードカバー・デジパック(歌詞ブックレット封入)仕様の初回限定盤も同時発売。本作はオリコン10位を記録。THE BOOMのオリジナル・アルバムとして最もヒットしたアルバム。

島唄」ヒット後のTHE BOOMが傾倒した音楽がブラジル音楽。1994年春にボーカルの宮沢和史ブラジルを訪れ「THE BOOMでもブラジル音楽をやってみよう」ということで製作されたのが本作。

内容としては前作の沖縄民謡のような楽曲はなく、更に南の音楽(インドネシアケチャやブラジル音楽)の要素を含んだ楽曲でほぼ統一されており、『FACELESS MAN』から更にグループは進化を遂げる。

しかしながら、前アルバムの「南国のにおい」を残しつつ、極東の地・ブラジルへ行き着いており、完全に路線を変更したわけではない。

一部楽曲で共同プロデューサーとしてクレジットされているCHITO CHANGÓは、チト河内が率いるパーカッション・セクションのこと。

モーガン・フィッシャーモット・ザ・フープル元メンバー。

アルバムに先行して「berangkat-ブランカ-」(7月1日発売)と「帰ろうかな」(10月21日発売)がシングル発売され、いずれもトップ10にランクインするヒットとなった。「風になりたい」は翌年3月24日シングルカットされ、ヒットした。

アルバムが発売された頃のラジオ番組にゲスト出演した宮沢が「極東サンバ」というタイトルが「よく『極道サンバ』と間違えられる」と話していた。

本作はデジタルリマスターされ、2005年8月3日に再発売。ボーナス・トラックとして「五分後」(シングル「帰ろうかな」カップリング)と「Vento de amor」(「風になりたい」ポルトガル語ヴァージョン)が収録。

1996年2月5日に「Samba do Extremo Oriente」というタイトルでブラジルでも発売された。「風になりたい」のポルトガル語ヴァージョンである「Vento de amor」が初めて発表されたのはこのアルバムである。

2021年10月6日、ソニー・ミュージックが90年代に発表した名盤をアナログ・レコードで再発売する企画、<GREAT TRACKS 90's CLASSICS VINYL COLLECTION>第1弾として真心ブラザーズI will Survive」と共にアナログレコード化(LP2枚組)された。収録曲は2005年盤に基づき各面4曲ずつ収録。カッティングはバーニー・グランドマン

収録曲編集

全曲作詞・作曲:宮沢和史

  1. Human Rush
  2. 風になりたい
  3. TOKYO LOVE
  4. Far East Samba
  5. 帰ろうかな
  6. carnaval-カルナヴァル-
  7. Poeta
  8. モータープール
  9. 東京タワー
  10. It's Glorious
  11. berangkat-ブランカ-
  12. 10月
  13. それでも気車は走る
  14. HAJA CORAÇÃO
  15. 五分後 ※ボーナス・トラック(2005年再発売版、アナログ盤のみ収録)
  16. Vento de amor ※ボーナス・トラック(2005年再発売版、アナログ盤のみ収録)

ツアー編集

このアルバムに連動したツアー「極東ツアー」は、11月20日にスタートし翌年3月末まで行われ、約7万人を動員した。

外部リンク編集